ワイヤークラフト作品の強度と見映えの両立は作り込む段階「強度→見映え」を意識すること

針金人間の骨格 ワイヤークラフトのメモ

ワイヤー(針金)で針金人間の制作をしていますカズです。

 

今回は、針金人間の制作のヒントになるだろうと思って残したメモの内容について書きたいと思います。

 

強度と見映えのメモについて

制作をしているときに、作品制作のヒントになると感じたことはメモ帳とボールペンで手書きのメモを残すようにしています。その内容をここに残しておくことで、そのときの考え方を残しておけますし、メモ帳を紛失したときに見返せるようにして置くことができます。

正しいか正しくないかではなく、そのときの自分が「こうすれば良いのでは?」と思った内容なので、必ずしもここに書かれている内容で作品制作するのが答えではありません。また、メモの内容をブログ向けに書いているので少し内容が違うことをご了承ください。

 

メモの内容

2019/06/20(木)

作品制作における「強度」と「見映え」を両立するためには、

  • 強度→見映え

という意識の順番で制作すれば良いのではないか。

 

いきなり作品の形にこだわると「強度」が少なくなる(ワイヤーの本数が少ないため変形しやすくなってしまう)作品になりがち。

 逆に強度を持たせるためにどんどんワイヤーを足していくと、今度は作品の形が乱れてしまう。しかし、それは制作過程に過ぎず、強度が十分確保できた後に見映えを整えていくというのが、作品制作の流れなのではないか。

 

なので、最初は作品の強度を確保する制作をして、ワイヤーを足して肉付けするときに「見映え」を意識して作品制作すれば良いのでは?

 

今までは、強度と見映えを同時に考えて作ろうとしていたために混乱して、作品制作が上手くいかなかったのだと思われる。

 

 

メモについてのまとめとコメント

このメモが言いたいことは、針金の作品を作るときに最初は「強度」を確保する作り方に徹して、強度が確保できたなら「見映え」を整えるように肉付けすることで、強度と見映えの両立を達成しようというものであります。

 

メモの最後の一文では、「強度と見映えを同時に考えると混乱する」と書かれています。これはその通りで、ワイヤーを一本足すたびに、強度がありながら形も綺麗にするということを考えることを意味します。

ワイヤー1本単位で両立を目指すこと自体が現実的ではない、それに気が付きました。何本かワイヤーを留めることで強度が得られて形も出来上がるということに気付かされました。

 

例えば、何本かのワイヤーを留めたものを部品として考えるわけです。その部品が強度を出す部品なのか、見映えを良くする部品なのかを考えて取り付けることもひとつの方法ですね。

とはいえ一本ずつ足すのが一番手軽で簡単な方法なので、部品単位で制作は少しずつ取り入れる形にするのがいいのかなと思います。(そういえばヘルメットを被った針金人間を作ったときにヘルメットのような形の部品ができたからそれをヘルメットとして使ったんだった)

 

 

メモの考え方から生まれたものが骨格

上記のメモから構築されたのが、針金人間の「骨格」です。密度感のある作品についての記事で登場しました。

簡単に説明すると従来の針金人間は、「頭」、「胴体」、「手足」のパーツに分けて作り、それらを繋ぎ合わせることで一つの形にというものでした。しかしながら、各パーツに分けると、つなぎ合わせるときに留める位置が無い状況になってしまうことがありました。それを改善するために生み出されたのが「骨格」と呼んでいるものです。

骨格は、「頭」、「胴体」、「手足」をあらかじめ簡単な作りで留めて、ひとつにつながった状態のことです。

 

針金人間の骨格
針金人間の骨格

あらかじめ繋いでおくことで「作品の強度」を確保しやすいのと、全体のだいたいの形を決められるので、作品の形や大きさを把握しやすいというメリットがあります。

デメリットとしては、繋がった状態なので留めるのが難しい部分が出てしまうことです。ただ、留められる部分はあるので問題にはならないレベルです。

 

三本指のロボットみたいな針金人間
骨格を基に作られた針金人間

そんな骨格をベースにワイヤーを足していく「肉付け」という工程を経て完成したものが、上図の針金人間です。

制作の裏話をすると、実際のところ「骨格」の段階では強度が不十分で、さらに強度を確保するためにワイヤーを留めているうちに形が出来上がったというのが経緯があります。なので、「見映え」にたどり着く前に完成した感じです。(これはこれで形になったので良しとする)

 

本音を言うと、まだ「見映え」というのが何なのかを把握できていないのかもしれません。「どんな見た目にしたいのか」、「どうやってその形を実現するのか」という問いかけに対して答えが出せません。

ワイヤーを留めているうちに形が出来ていく、最終的な形は出来上がるまでわからない。そんな漠然とした制作方法なので、「こんな感じにしたい」というぼんやりとしたイメージの中で手を動かして形にしていく、形を作るうえでまとまった造形を目指す。つまり、「一体感のある形」とか、よく言っているのが「フラットな面(なるべく平らな面にすること)」を作ることを意識すればいいのではないかと思います。

 

結局、作品制作の答えを見つけることはできませんでしたが、書きだすことで少しは考えがまとめられたかなぁと思います。今回出てきたモデルの針金人間は、上図の針金人間はこちらでご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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