ワイヤークラフトで針金人間の足の試作(ふくらはぎと足裏)

針金人間の足 試作

どうもワイヤークラフトをやっているカズです。

今回の試作は、針金人間の足になります。途中経過ではありますが、膝から下の部分が良さげな形になったので、記事として残しておこうと思います。

 

針金人間の足を作るときにいつも直線的な形になってしまって人間らしさが感じられなかったんですね。ワイヤー(針金)を巻けば厚みを出せるのですが、ただ巻くだけだと固定される部分が少なくなってしまいグニャグニャ動いてしまうので強度の面で不安があります。

 

そのため、ねじったワイヤーの溝に沿って巻いたり、途中で別のワイヤーを留めて固定させるなどしてグラつかないようにしたりと工夫しています。

造形がそこそこ上手くいったのでメモとして残してコツをつかめればと思います。

 

 

[針金人間の足]

針金人間の足(前)

まだ、膝から下までなので太ももの部分は未知の領域ですが、ふくらはぎの膨らみから足首のシュッとした感じ、そして足の甲へ流れていくかのような一体感があるように感じます。

 

ワイヤークラフト作品を制作するとき、重要なのが内側から作りこんでいくということです。作品のイメージって作品の一番外側の形ということが多いんですよね。絵を描くときは輪郭から描いても後から内側を描くことができますが、ワイヤークラフトだとそうはいきません。

あとから内側に足すことはできないので、最初に作品の内部を作り始めなければ中が空洞になってしまいます。そうすると強度があまりない状態の作品になってしまいます。

 

なので自分は作品の内側にねじりワイヤーを用いています。ねじることでワイヤーは格段に強度を増して曲がりにくくなります。自分はそれを一番内側に使って作品に強度を持たせるようにしています。(言わば作品の骨です)

  

  

[かかとのアキレス腱は捻じりワイヤーで表現]

針金人間の足(後ろ)

いつもイメージというのは漠然(ばくぜん)としたもので、作品の輪郭だったり部分的なイメージなのでワイヤーを留めながら形をしていきます。なので、予想していない形になったりして面白いです。

 

明確にイメージしていたのは、かかとのアキレス腱はねじりワイヤーで表現することでした。

ねじりも左右で向き(右巻き左巻き)を変えているので、作品全体で見てもバランスが良くなりそうと思い採用しました。とにかく、より足らしいディティールを足すことができたというわけです。

  

  

[作品の自立に必要な安定感のある足]

針金人間の足裏

針金人間が最も苦労するのが安定した自立です。足の大きさや形によって作品の安定感が変わってきます。当然足裏の面積が広いほうが安定するのですが、やはり作り手としては形にこだわりたいものです。

 

針金でヒトを作るというのがテーマなので、出来る限りヒトの形に近づけたいのです。

 

人の足に近づけながら安定性のある形を作るために試作したのが、ねじりワイヤーを三本組み合わせて足の裏を作ることでした。並べることで足裏が水平になるので自立させやすく、足裏の面積を広げやすいというメリットがあります。

デメリットもあって、ねじられた部分にはワイヤーが留められないので、ねじった端っこの余りワイヤーを使うしかありません。そのため留められる部分が少なくなってしまうので内部が空洞になりがちです。(つまり強度に不安があるため足裏の形が変わりやすく安定しない)

 

 

[あとがき]

針金人間の足

形はらしくなってきましたが、足裏を水平にはできたもののねじりワイヤーだけでは形状が変化しやすく安定した自立には向かないような気がします。

さらに巻けば強度は出ますが、そうすると足裏が水平にならない・・・という感じで着地点を見出さなければなりませんね。

 

 

コメント