パフィンという鳥をベースにした針金作品[ワイヤークラフト]

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景色を眺めるニシツノメドリ

パフィンという鳥をご存知ですか?北極海に近い比較的寒い地域に生息しているそうで、色鮮やかなクチバシにマスクをかぶっているかのような不思議な顔が特徴です。パフィンというのは英名で、和名はニシツノメドリ(西角目鳥)と呼ばれています。(自分はパフィンの方が呼びやすいのでパフィンと呼ぶことにしています)

その姿を人に重ねてみると、無難に白いインナーに黒のアウター、オレンジのブーツにお洒落な小物でコーディネートした人のようにも見えます。最も印象的だったのは、無機質に見える顔で、動いていない姿はロボットのようにも見えます。そこでワイヤー(針金)との相性がよさそうだなと感じて作ってみることにしたのです。

 

 

[ワイヤーで作ったパフィンの画像集]

 

横を向いた針金の鳥

ワイヤーのパフィンを右側から撮った図

 

最初は印象的だと感じた顔から作りました。眼の周りの感じとくちばしの形、クチバシから頭にかけての一体感を意識しています。

目とその周りのマスクのような部分が針金1本、クチバシの上側から頭にかけてが針金一本で作っていることがその意識を表しています。クチバシや頭から顔の補強にいくつかワイヤーを足していますが、留めている部分(針金を巻いたりして固定する部分)が2か所(ワイヤーの先端と末端のみ)留めているだけなので、作品全体の強度が足りないなと感じました。強度が無いと触ってすぐに壊れてしまう不安から自分の中では最低3か所はつなげておきたいなと考えています。

 

 

左を向いた針金の鳥

ワイヤーのパフィンを左側から撮った図

 

撮り方がアレなもので、左右に違いがあるのですがよくわかりませんね。基本は左右対称にしていますが、間違ってしまってほんの少し階段状のジグザグが変わってしまいました。(大した違いではないので雰囲気だけ感じてください)

作り方の明確なイメージはできなかったので、チグハグながらワイヤーをちょこちょこ切り出しては留めるという作業を繰り返して形にしました。

 

 

こっちを見る針金の鳥

正面から撮ったワイヤーのパフィン

 

こうしてみると足の付いたボーリングのピンみたいですね。個人的におなか周りの模様がいい感じ。

ただおなかの下あたりがまだスカスカな感じが寂しい。絵を描くときは輪郭から描いても中のパーツ(顔なら目、鼻、口。建物なら窓など)を後から加えることが出来そうですが、ワイヤークラフトの場合は外側から作るとだんだん隙間がなくなって、ワイヤーを足そうにもペンチで留める空間が確保できなくなってしまいます。そのため後からワイヤーを足すなら外側に乗せていくしかありません。

なので内側から作るようにしないと今回のように中身が無く、骨格だけの状態になって見栄えも強度も不安定になってしまうのかなぁと感じました。内側から作るということは「骨」から作るってことになるのでしょうかね。現段階ではイメージが全然できませんが、改善点としてここにメモを残しておきましょう。

外側から作ったからこそ見えた改善点なので、これは経験値になったことでしょう。今後の作品はこれを意識してみます。

 

 

後ろを向いた針金の鳥

ワイヤーのパフィンの後ろ姿

 

なんかちょこんとして可愛らしい背中ですね。チャームポイントはお尻の尻尾!

カクカクと四角になった尻尾は体の輪郭の丸とうまく調和してアクセントになっています。(なっていることにしてください笑)

翼は無いようであるのですが、模様の一部のつもりで付けているのでぱっと見では見えないかもしれません。一応羽のような存在の骨格みたいなものがあるのでワイヤーを足して協調する(立体的にさせる)と見やすく出来そうです。

 

 

針金の鳥の足

ワイヤーのパフィンの足

 

今回で一番ワイヤーの密度の高いパーツ。ワイヤーは3本使用しており、2層になっている足と足裏から足首掛けてグルグル巻いてあるワイヤーを最後は体の部分に3本ともワイヤーの末端を留めて固定しています。

個人的に力を入れた部分でしたが、固定するのに力が入りすぎて傷が目立ってしまいました。また、2層に重ねるときの長さがズレやすいので、安定した形を作ることができないのが難しい点でした。

このぐらい隙間なく作られていると写真映えするので、こういった密度の高い作りを習得していきたいと思っています。

 

 

「おわりに」の文字と針金の鳥

今回は、ワイヤーでパフィンと呼ばれる独特な可愛らしい鳥を作成しました。ベースはパフィンですが、寒い地方の鳥として有名なペンギンの形も意識しています。可愛らしさとワイヤー独特のメカニックな印象を混ぜ込んだカワカッコいい雰囲気を目指しました。

ちなみに高さが約20cm、前から見た幅は約9cm、横から見た幅(くちばしから尻尾まで)は約18cmとなっています。

 

作品を作るうえでリアリティ(現実を感じさせる)も目指していますが、今は強度のあるしっかりとした作品を作ることが目標になっています。(作品を作る条件の一つ)

そして今回の改善点である内側の作り。「どうやって作ればいいんだろう」と迷宮入りですが新たな作品の一歩ということで、生物や建物の「骨」を意識して見映えと強度の両立した進化した作品にしていければなと思います。

 

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