針金人間の密度感は身体の中心部のワイヤーの距離感がポイント!

針金人間の骨格 ワイヤークラフトのメモ

ワイヤークラフトで針金人間を主に制作していますカズです。今回は、作品制作で重要となるであろうポイントをメモとして残しておく記事です。

 

タイトルの通り、ワイヤー作品に密度感を求めるなら作品の中心部分を作りこむためにワイヤー同士が非常に近い距離であることが重要です。

近い距離というのは、互いに留めているという意味もありますが、留められない部分もあるのでそういった場合は線を揃える・並べるという隣り合った状態にすることを指しています。

 

文章だけでは伝えきれないので、画像を交えて見ていきましょう。(自分の用のメモなんですけどね)

 

 

針金人間の骨格の画像と制作のポイントのメモ

今回は、針金人間の密度感にスポットを当てて、画像を載せています。作品制作のコツをつかむために良さそうなところをメモして、見返せるようにしておく狙いです。

他にも留めるところや捻じる(ねじる)ところ、さらにはワイヤー(針金)に付いた傷からペンチを使った痕跡を確認することが出来るので、何か参考にしていただける部分もあるかもしれません。

 

針金人間の骨格
針金人間の骨格

制作途中の針金人間をサンプルとして用意しました。今までの制作では、頭・胴体・四肢(手足)のパーツをそれぞれ作りこんでからつなげるという作り方をしていました。それを今回は、各パーツをあらかじめ繋げて強度を確保しておくという「骨格」なるものを作りました

まだ完成はしていないので、この作り方が良いかどうかの判断はできません。ただ、いままでの制作の経験から、強度の面で各パーツのつなぎ目をより強固にできるだろうと考えています。

 

針金人間の骨格(拡大図)
胴体の中心辺りの画像

パッと見たときに密度感を感じた部分をピックアップしてみました。やはり密度感というのはワイヤー同士の空間が狭いことであることがわかります。(タイトルで言う距離感)

ただ、ワイヤーを隣に配置するだけでは強度が確保するのが難しいです。留めるときにはペンチを使わなければならないので、留めるための空間が必要になります。

作品の形を作ろうとして、どんどん外側の形を作ってしまうと中心部分にワイヤーを足すことが出来なくなってしまいます。なので針金人間の中心線(人で言う背骨)の作り込みは最初にやらないと密度感を作るのが難しくなってしまいます。

 

針金人間の骨格(拡大図)
針金人間の腰辺りの画像

上図の真ん中の上あたりに空白がありますよね。これが、密度感の無い部分と言っている部分です。この段階だと肉付けして隙間を埋める方法がありますが、作り込みの段階によっては留める部分が無くなったりして空間を埋められない状況にもなりうるので、早急に対策したいですね。

 

針金人間の骨格(拡大図)
針金人間の腰辺りの画像(拡大図)

上図のように縦に2本隣り合わせのワイヤーがありますが、こういう風に隣り合わせにワイヤーを配置できると密度感を出しやすいのだと思います。

また、この2本線は隣にあるねじりワイヤーの留めた部分の間を通っているので、ズレる心配がありません。(制作ポイント)

 

針金人間の骨格(拡大図)
針金人間の骨格の背中側

線を並べることで滑らかな形状(綺麗な線)が出来る印象がありますが、そこに特化しすぎると「強度」が損なわれた作品になりがちな気もします。かといって強度だけにスポットを当てると形が崩れてしまうというジレンマ。

なので、自分は強度50%の見映え50%の意識で作品制作していました。そのためか、見映えを完璧にしようとするあまり、出来上がる作品の造形を見て落胆して自信を失っていました。その原因は、作りたい理想の形が漠然としすぎているために出来上がる形が正解かわからなくなってしまっていたのだと思います。(自分の技術不足も相まって、現実的に形にするのは無理なものを作ろうとしている、そもそも正解か間違いではなく一つの結果でしかないが)

そのため現在は、強度を追求する制作意識で作品の形にこだわらないようにしています。(強度ある作品を求めた形は予測不可能で、それがひとつの形なんだと肯定的に捉える、受け入れる)

 

針金人間の骨格(拡大図)
斜めから見た針金人間の骨格の背中(拡大)

ここまでの制作で密度感に関して最も注目したのが上図の部分です。

外側は2本のワイヤーが留まっていて、留めた部分に長いワイヤーが一本、乗りながら外側のねじりワイヤーの溝を通っているのが見えます。(引っ掛けて固定させていますが、思った以上に効果的です)

その内側にねじりワイヤーがあるのですが、そのねじりワイヤーは「くの字」に曲がっています。さらにこのねじりワイヤーの使い方が良くて、ねじりワイヤーの足先(留めるために余す部分)の一本を長くしておき、短い方は留めています。(横向きに留まっている部分)

長く残していた部分は、2本の縦線に留められているワイヤーとねじり合わせてさらにねじりを延長させています。(密度感がありながら滑らかに形が出来るような制作ヒントを感じました)

 

針金人間の骨格(拡大図)
針金人間の骨格の背中(下から見た図)

ローアングルから見た一枚。どこがどうなっているかわかりづらいですが、ワイヤー同士が隙間なく密着していて密度感がすごいです。(その下は隙間ありますけどね)

密度感ばかり強調していますが、空白も作品の魅力のひとつと考えています。綺麗に並べるような作り方じゃないと隙間のない作品を作るのは不可能だと思います。そうしてしまうと中を空白にせざるを得なくなるので、結果として強度の問題が出てきてしまうと思われます。(要するに作品の強度と空間もバランスが大事ということですね)

なので、制作の初期段階(ここでいう骨格)で強度と密度感を作り込み、肉付け(この後にする作品の形作り)で空間を活かすような作りをすることで、密度感とワイヤー同士の空間のバランスが取れた自分が納得する作品に仕上げることができると思っています。

 

 

まとめ

色々とごちゃごちゃしていたことを吐き出してしまいましたが、まとめてみると以下のようなことがポイントになるかと思います。

 

  • 密度感=ワイヤー同士の間隔の狭さ(隙間が無いくらいの密着感)
  • 後からワイヤー足すのは困難なので、最初の段階で密度感を意識して制作する
  • 作品の強度を確保するために頭・胴体・手足をつなげた「骨格」を先に作る
  • 制作意識は「密度感を意識した制作→空白を活かした制作」
  • ぼやけた理想にこだわらない(明確にこだわることが出来る部分を追求することで納得のできる作品制作が出来る。「強度と見映えの関係」)

 

こうしてブログを通してアウトプット(吐き出してみる)することで、自分の作品制作の経験を振り返ることができますし、こだわりたいポイントがより鮮明に理解できたように思います。

 

 

あとがき

いつも完成した作品の紹介をすることだけにこだわっていましたが、こうやって気付いたことや残しておきたいメモをログ(記録)として残すことが、本来のブログの在り方なんだと改めて気付かされました。

こだわるポイントを間違えてしまうと本質からズレてしまう。どうあるべきなのかを常に考えることが大事だと考えさせられました。

 

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