WM4-サーチライトを連想させた針金人間

完成

針金人間を作るときはいつも顔から作り始めます。一本のワイヤー(針金)を曲げては留めてを繰り返してできあがりますが、いつも違う形になるので面白いです。その顔を見てこんな感じにしようというイメージができて方向性が決まっていきます。

 

今回、WM4という文字を付けていますが、これは針金人間(Wire Man)の頭文字と何体目かという数字を組み合わせています。これからいろんな作品を作る可能性があるので、定番化すると思いわかりやすいようにしました。

それでは詳細を見ていきましょう。

 

 

WM4-サーチライトの詳細

出来上がってからなんとなく横顔がライトっぽいのでサーチライトと名付けました。腕がコイル状になっていたりと機械っぽさを感じる作品になったのでイメージに合う針金人間になったと思います。 

 

 

こだわりが詰まった前面

針金人間の前面

上腕にはねじり巻きワイヤーを使い、前腕には通常のねじりワイヤーに一本のワイヤーを足していって細めにすることで腕のバランスを取りました。指先は先端を丸めてそれをまいて補強する形に。

腰の部分は留めた部分が歯車のような形になりました。格子状のお腹から見えるねじり巻きワイヤーがチラ見せポイントです。

ねじりワイヤーは汎用性が高く、頭以外の部位にはすべてねじりワイヤーが用いられています。

 

 

名前の由来の横顔

針金人間の横側

この横顔がなんとなくサーチライトを思わせます。遠くから見た彼の姿を見ると、ほんの少し上を見ているようで前向きな姿にポジティブな感覚になります。まさしく光を照らすサーチライトだと思います。

 

 

納得のいく作りの背面

針金人間の背中

背中は腕や足と違ってひとつのパーツなので、針金一本で留めても左右差がほぼなくバランスが良く出来上がります。捻じりワイヤーがいいアクセントで、かつ力強い印象を受けます。

多少留める位置にズレがあったりしますが、ハンドメイドということでこれもまた味なのかなと思います。

  

針金人間の後ろ姿

  

  

感覚でワイヤーを留めて形作る足

現在の主流が、一本のワイヤーを「このへんかな?」と思いついた位置に留めていく方法です。一番内側にはねじったワイヤーを留め合って強度のある作りにしています。

骨格として使っているねじりワイヤーの外側に一本ずつ肉付けしていくのですが、この方法の良いところは無造作に足して大きくしていくことが出来る点です。どこに留めるかは悩みますが、簡単にワイヤーを足していけるので形にしやすいです。

 

針金人間の足

一方で難しいのが、形が安定せず左右がアンバランスになることです。見ていただけるとわかる通り、左右対称の作りでも左右で差異があるのが明確です。

右足に巻いたらつぎに左足と交互にワイヤーを足していきますが、巻くところ留めるところが同じにならないのでこのような差が生まれます。左右差はこのやり方の特徴だと思います。

 

針金人間の足

足裏の外側に四つの出っ張りを作ることで、床に触れる部分が決まりグラつきが軽減したように思います。アルミワイヤー特有の柔らかさがあるので、形状が変わりやすく足の形が歪みやすい性質がありますが、多少の歪みならカバーできる足裏になったと思います。

 

 

最後に

こちらの作品はネットショップBASEにて出品しています。こちらからショップページに飛ぶことができますので是非ご覧ください。

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