作品の比較も兼ねて制作した針金の調査員2

針金の調査員 完成

どうもワイヤークラフトをやっていますカズです。前回の針金人間をベースに再構築してみた作品を制作しました。

同じようなものを作るとどのくらい差が出てくるのか、意識して変更したポイントはどのように変化したのかを見ていきたいと思います。

ちなみに変更点は

  • ヘルメットの小型化
  • 手の形状をグローブの形から三本指に変更
  • 顔のシルバーとブラウンのアルミワイヤーを逆にしている

以上の三点が大きな変更点です。それ以外は制作の際に出てくる違いですが、微々たる違いでも与える印象は異なるので観賞する楽しみがあるのかなと思います。

 

それでは画像を交えて作品を見ていきましょう。

  

針金の調査員2の画像と作品紹介

 画像を交えて制作した針金人間を紹介していきます。

 

コンセプト・世界観

コンセプトは前回と同様にヘルメットを被った調査員です。「未知の場所、モノを探して地球にやってきた針金人間」、彼らは何を発見し、何を思うのか・・・というような感じで部分的に作りを変えた針金の調査員2となっています。

  

針金の調査員

彼の全体像を見てみると、なにやらこちらに手を振っているようにも見えます。また、「このぐらいの大きさなんだ!」と手でジェスチャーしているようにも見えます。

目の部分が銀色のアルミワイヤーで顔は茶色のアルミワイヤー。四角い顔も相まってロボットのような見た目をしています。

 

針金の調査員

前回は丸みのあるシルエットを意識して制作したのですが、今回はヘルメットや足のブーツを角ばった形にしてみましたが、全体の雰囲気としてはシャープではなくふんわりとした感じ。

 

針金の調査員

横から見るとヘルメットから透けている彼の横顔を確認することができます。スーツを着ているというイメージで作っているので、頭は小さめに作って体の比率バランスを意識しています。

三本指も相まって両生類や爬虫類のような生物を連想させます。(動物の顔にしてみるのもアリかなぁ・・・)

 

針金の調査員の後ろ姿

前回の針金人間と比べてほんの少し細身な彼ですが、高さはほぼ同じです。ヘルメットを脱いだらちょうど良いシルエットになると思います。(ヘルメットは着脱できませんけどね)

 

 

作品の詳細

次に作品の細かい部分を見ていきましょう。近くで見ると、どれだけのワイヤーが留められているのかを見ることができますね。

 

針金の調査員の腕

前回の針金人間の親指と同じ作りの三本指。2mmのアルミワイヤーで手を作るときは、このぐらいのボリュームだとちょうど良い気がします。

そして胸元や腰の造形は留めた部分が引っかけられるように配置して、後から長い針金を止めた部分に差し込んで経由させることで強度を保つような作りにしています。

 

針金の調査員の脚

手順を一から記録しているわけではないので、当然覚えていられるはずもなく作り方を全く同じにはできません。そのため強度と見映えを常に考えながら立体にしていく必要があります。

留める位置を変えたりすることで、印象の違う形になります。また、足裏の形状を丸型ではなく直角に曲げることでシャープな足先になっています。

 

針金の調査員の脚

後ろから見ると膝裏やアキレス腱のようなねじりワイヤーが確認できます。この作品では内側に銀色のアルミワイヤーを仕込んでいるので中身が透けるのを楽しめるような工夫をしています。

 

針金の調査員の後ろ姿

背中側にもちらりと銀色のアルミワイヤーが覗いています。完全に固定されているヘルメットですが、着脱できそうに思わせるような留め方を意識しています。

基本的に三点留めを意識していますが、部分的に両端と留めるだけ(つまり二点留め)というところもあります。

 

針金の調査員のヘルメット

小型化したヘルメット。作り方は、

  1. 最初にねじりワイヤー三本を互いに留めたり巻いたりしたものを二つ作ります。
  2. それを頭のパーツに左右から挟んでみて大きさの調整を行います。
  3. ねじりワイヤーの先(6本×2)を長めに切り出したワイヤー(ヘルメットの輪郭になる)に留めていきます。
  4. 指で押したらへこみそうなところにワイヤーを足して強度を確保する。

というように以上のような感じで制作しています。

 

 

作品制作で感じたことなど

上から見た針金の調査員

最後の画像は捕食者視点のようなアングルからの一枚。木の上から彼を狙っているイメージで撮影。

前回の復習を兼ねての制作だったので造形はほとんど同じですが、意識して変更したヘルメットの小型化や三本指は思っているよりも違いとして現れているように感じました。

太さはすべて同じなので細かい表現は苦手ですが、三本指の手と腕は区切りがある形で不自然に大きくならずにまとめることが出来たように思います。

 

制作していて思うのは、やはり作品の強度に欠かせないのが「ねじりワイヤー」であるということです。顔、胴体、手足、そしてヘルメットとパーツそれぞれにまんべんなく使われています。何本も使うことで指で曲げるのが困難になるぐらいの強度になるので、すごく便利です。(それでも力を入れれば曲げることはできてしまいますが、作品としての強度は十分です)

 

 

最後に

コンセプトが同じ針金人間でも、ヘルメットの大きさや手の形状の違い、そして顔の造形といったいくつかの要素の違いで印象の違う作品になるのだなと感じました。

そして作品の強度を確保するのに重要なのが「ねじりワイヤー」ということ、そしてこのねじりワイヤーを用いて制作する作品が自分らしさでもあると感じました。

コンセプトは固定せずに曲げて形を作る過程で針金人間だけでなく、他の生物を模したモノへと幅を広げていくのも良いのかなぁと思ったりします。

アルミのワイヤーを使うということは、ねじりワイヤーを使うという作品制作における自分ルールができたので、留める位置なんかを試行錯誤して作品制作していきたいと思います。

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